こたつ沼からの報告 – ゑゑの冬日記 ※ゑゑこたつ

2025年12月29日 14:32

やばい。

こたつに入ってから、もう3時間が経過している。

いや、正確には3時間「しか」経っていないのか、3時間「も」経っているのか、時間感覚が完全に麻痺してこたつと一体化しつつある今の私には判断がつかない。

朝イチで「ちょっとだけ温まろう」と軽い気持ちでこたつに足を入れた。

それが運命の分かれ道だった。

足先に伝わる、あの絶妙な温度。

38度。

いや、体温計で測ったわけじゃない。

でも確信がある。

これは人類が何千年もかけて辿り着いた、究極の温度だ。

人類が生み出した最高の発明品。

火薬でもない。

印刷技術でもない。

インターネットでもない。

こたつだ。

14:47

ゑゑ

トイレに行きたい。

でも行けない。

なぜなら、ここが極楽だから。

ここから出るということは、すなわち「この世」に戻るということ。

つまり、今の私は既に成仏している可能性が高い。

布団の模様が星みたいに見えるのも、きっとそういうことなんだろう。

さっきから「ゑゑ…」という謎の声が聞こえるのは、きっと私の魂がこたつに溶けかけている証拠だろう。

いや待て。

それ、私自身が発してる声じゃないか。

自分で自分にツッコむ体力すら残っていない。

15:03

スマホが手の届く位置にあるのに、取る気力がない。

これが本当のデジタルデトックスか。

違う、これはただの怠惰だ。

でも怠惰って、こんなに心地いいものだっけ。

罪悪感すら温かさに溶けて消えていく。

やばい、哲学的になってきた。

これが噂に聞く「こたつ悟り」というやつか。

15:21

外から聞こえる車の音。

世界はまだ動いているらしい。

私は止まっているけど。

というか、もう動けない。

下半身の存在を忘れかけている。

足はまだそこにあるのか。

確認したいけど、布団をめくる勇気がない。

もしかしたら、もう足なんてなくて、私はこたつと融合を始めているのかもしれない。

新人類の誕生である。

ホモ・コタツエンシス。

学名を考えている時点で、私の脳はまだ生きている証拠だ。

…良かった。

15:38

あと5分だけ…

あと5分だけこたつにいよう…

そう言い続けて、もう何十回目だろう。

これが最後の5分だ。

きっと。

たぶん。

おそらく。

…無理だな。

夕飯の時間まで、私はここにいる。

それが私の定めだ。

こたつに選ばれた者として。

ゑゑ

ゑゑ (´ー`)~

ゑゑこたつ

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