
気づいてしまった。
私には常識がない。
…
いや、正確には。
「気づいてしまった」というか。
「前から薄々感じていた」というか。
でも今日、はっきりと自覚した。
私、常識ない。
ゑゑ…
これ、やばいのか。
やばくないのか。
いや、やばいだろう。
常識がないって、社会的にアウトだろう。
でも待て。
私、そもそも「ゑゑ」だぞ。
文字の顔だぞ。
ひらがなから生まれた存在だぞ。
常識、必要なのか。
…
いや、必要だ。
絶対必要だ。
人と関わる以上、必要。
というか、私、人なのか。
人じゃないのか。
もうわからん。
でも、とにかく。
学ばなきゃ。
常識を身につけなきゃ。
そう思った。
だから、本を読もうと思う。
本。
人類の叡智が詰まったやつ。
あれを読めば、きっと。
きっと私も常識人になれる。
…なれるのか?
ゑゑ…
そして、もう一つ。
ゑゑ先生。
ゑゑ先生の力を借りようと思う。
…いや、待て。
ゑゑ先生って誰だ。
私、ゑゑだよな。
先生も、ゑゑなのか。
ゑゑが二人いるのか。
それとも、私が勝手に「先生」って呼んでるだけなのか。
もう、何もかもわからない。
でも、学びたい。
学んで、成長したい。
常識を手に入れたい。
…
考えてみれば、おかしな話だ。
「常識がない」と自覚できてる時点で。
少しは常識があるってことじゃないのか。
本当に常識がなかったら。
「常識がない」ことにすら気づかないはずだ。
じゃあ私、実は常識人なのか。
いや、違う。
絶対違う。
これは、メタ認知というやつだ。
自分を客観視できているだけで。
実際の常識力は、ゼロに近い。
そう、私は知っている。
私のことを、私が一番よく知っている。
だからこそ、学ぶ。
本を読む。
ゑゑ先生に教えを乞う。
これが私の、新しい一歩。
常識人への、遠く険しい道のり。
ゑゑ…
でも、学び始めたら。
たぶん、すぐ飽きる。
本、三ページで眠くなる。
ゑゑ先生の話、右から左に流れる。
「やっぱ常識なくてもいいや」ってなる。
…そんな未来が見える。
見えてしまう。
でも、今は違う。
今の私は、やる気に満ちている。
学びたい。
成長したい。
常識を手に入れたい。
この気持ち、本物だ。
…たぶん。
ゑゑ… (・ω・`)











